時代と活動について、少し、むかしのお話をさせてください。

「ボラ協」、市川市ボランティア協会は、昭和56年(1981年)10月設立の「市川市ボランティア連絡会」が始まりです。その後、平成15年(2003年)に「NPO法人市川市ボランティア協会」となり、

「笑顔でつなごう ボランティアの輪」

を合言葉に、市川市内の福祉関係や子育て、緑の保全などに関わるボランティア団体や個人会員の皆さんをサポートする活動を継続しています。

昭和56年(1981年)はこんな時代

鈴木善幸首相、アメリカはレーガン大統領、「フルムーン旅行」「ルービックキューブ」ブーム。

チャールズ皇太子(当時)とダイアナさんの結婚、ピンクレディ解散、歌は寺尾聡の「ルビーの指輪」、雪見だいふく、「窓ぎわのトットちゃん」⋯

当時、市内の福祉関係のボランティア団体は、それぞれが自分の団体のみで活動しており、他の団体との横の連携などはなく、相互連絡・情報交換・親睦の場をつくれないかとの思いで会が誕生しました⋯「地域ぐるみ福祉」を目指して。

設立~10年(1981年~1991年)はこんな時代

東京ディズニーランド開園、日航ジャンボ機墜落、チェルノブイリ原発事故、国鉄民営化、東京ドーム完成、バブル景気、消費税⋯

ボランティアと福祉関係団体との懇談会・個人ボランティア懇談会、障がいのある方といっしょに楽しむ「ダンスと歌のつどい」、「ふれあい広場 音楽の集い」などを開催⋯

20周年に向かって(1992年~2001年)はこんな時代

Jリーグ開幕、米パニック、松本サリン事件、阪神・淡路大震災、オウム真理教地下鉄サリン、介護保険制度開始⋯

ボランティアリーダー研修会、ふれあい公開講座(企業ボランティア)チャリティバザーの開催、福祉マップ:車いす編・みちのガイドブック(駅周辺)の発行、障がいのある方と一緒に活動する「ふれあいキャンプ」の開催、「市川市ボランティア市民活動推進懇話会」に参画

最近ではコロナ禍でボランティアの活動も思うようにできないなど、時代とともに社会は変化していきますが、地域に生きるボランティアの思いを大切にしていきます。

西暦主な出来事主な活動内容
設立から10年
198110/11「市川市 ボランティア連絡会」設立
初代会長 安川敏弘(1981〜1990)
・「ダンスと裏のつどい」
・施設見学
・障がい者団体との懇談会
・ボランティア体験発表
・在宅福祉研究会
1983ボランティア連絡会会報「かたぐるま」発行(1~13号)
1984ボランティア連絡会会報「まつかさ」発行(1~30号)
1986ボランティア連絡会5周年記念行事「ふれあい広場・音楽の集い」開催
1991ボランティア連絡会10周年記念行事開催
2代目会長 伊藤孝子(1991~1997)
20年周年に向けて
1998ボランティア連絡会3代目会長 大西純子(1998〜2007)・ふれあい講座
 『移送サービスを考える」ほか
・講演会「11,735人ぼ応援」
・福祉マップ発行
・ふれあいキャンプ(秦野市、九十九里他)
・阪神淡路大震災への寄付
2000ボランティア連絡会会報「はじめの一歩」発行
2001ボランティア連絡会20周年記念大会開催
30周年に向けて
200311/23「市川市ボランティア連絡会」から「NPO法人市川市ボランティア協会」に組織変更
・ふれあいキャンプ(日光、かずさ)
・チャリティ映画会
・一泊研修旅行
・行徳ぬりえ広場
・「ボランティア・NPO活動センター行徳」運営(市川市より受託)
2006いちかわボランティアフェスティバル2007開催
20084代目会長 国府濱敦子(2008〜2013)
201130周年記念イベント開催
40周年へ
2012「障がい児者支援養成講座」「中級ボランティア講座」(市川社協より受託)・ボランティアフェスティバル
・映画会
・ぐれあいキャンプ
・市川市総合防災訓練に参加
・防災講座
20145代目会長 天野敏男
2015「初級ボランティア講座(地域における生き方発見セミナー)(市川社協より受託)
2018いちかわボランティアフェスティバル2018開催
2019新型コロナウィルスのため映画会、ふれあいキャンプ等中止に
2020新型コロナウィルスのため全事業中止に
40周年記念事業実行委員会立ち上げ
20221/9創立40周年記念事業(記念式典、記念誌発行等)